自給率低下が引きおこす問題点
食料の輸入がこのまま増加すると、どのようなことが起こるのでしょうか。
大量の食料を輸入するということは、その生産に必要となる水資源も間接的に大量消費することになります。
世界の貴重な水資源に対して悪影響を及ぼすことになってしまうのです。
水資源の大量消費によって水の奪い合いが各国で行われるでしょう。
食料輸送に伴うCO2の排出量増加も懸念されている問題の一つです。
食料の輸入に、環境への影響という大きな問題が伴うことは見逃せない事実です。
問題の一つに国外農産物の需要が高まれば、国内農業の有する機能自体が脆弱となる問題があります。
国内需要の低下によって日本の食料供給基盤そのものが揺らぎ始めます。
日本の食料は少数国に依存しているため、相手国の食料供給力に非常に左右されやすいのです。
世界的に見ても食料価格高騰の時代を迎えています。
世界人口の増加やバイオ燃料の需要増加などによって、食料の需要と供給のバランスが崩れつつあるためです。
地球温暖化や異常気象頻発の影響で、農産物の生産条件が世界規模で悪化していることも要因となっています。
食料価格高騰の影響は、我々の生活にも大きな影響を及ぼします。
世界的な食料危機がおきた場合、日本は食糧を輸入できなくなります。
世界の食料需給に危機が起こると、日本は国内生産で食料供給を賄わなければなりません。
我々は、日本の食料自給率アップに向けて、できることはたくさんあります。
一つは国産物を食べることです。
一つは食べ残しなどによる食品廃棄を抑制することです。
一つは消費と生産の両面から食料を見直していくことが必要です。
食料自給率を上げるためには国民を含めた日本全体が一丸となって取り組まなくてはなりません。